
弘願寺様でのテクノ法要
石川県津幡町の弘願寺様からのご依頼でテクノ法要を勤めさせていただきました。 このお寺は元々は真宗大谷派から独立した単立寺院(宗派に属さないお寺)です。 どういった内容で勤めるのかを鳥越住職と相談し、初夜礼讃と正信偈、そして報恩講でのお勤めということで御伝鈔拝読も。 初夜礼讃は、僕がメインとなるお勤め。 正信偈のお勤めは鳥越住職がメインとなり大谷派の節を用います。 以前に、名古屋東別院で勤めた大谷派のトラックがあるので、これを基にリメイクして弘願寺さんバージョンを作成しました。 最後の御伝鈔をご住職の息子さんが拝読されます。 これは初の試みで、伝統的な作法のまま読み上げる声に合わせて、リアルタイムで音楽の演奏と、読み上げる文章を聞きながら文字を出していく作業を行うもの。 伝統の所作に新しい音と光を加えた表現に新たな可能性を感じました。 今回はこんなセットで。 御伝鈔の文字はパワポで作って、iPadからVJ用のMacに映像を送ってスクリーンにマッピングしています。 お勤め終了後のお話にも熱心に耳を傾けていただき、有難い限りです。 鳥越住職の熱い想いと

Burning Manへの挑戦
自分が想像するコトなんて、ちっぽけなもの。 そんなことを実感した経験です。 【出会い】 話の発端は昨年の10月7日「京都向源・超宗派パネルトーク」で向源代表の友光雅臣氏と出会ったこと。 彼とは初対面にもかかわらず、昔からの仲間のような感覚だった。 お互いDJでもあり、仏教のあり方についても意識を共有できる存在だと、すぐに解り合うことができた。 ニコニコ超会議での「テクノ法要×向源」コラボに続き、彼から「アメリカで開催される「Burning Man」に極楽浄土を出現させてみない?」とお誘いをいただく。 この時僕は、Burning Manのことを知らない。 いろいろ説明を聞いたが、僕がイメージできる範囲を超えていて理解に苦しむ。 いろいろな葛藤があったが、信頼し意識を共有できる仲間からのお誘いに間違いは無いだろうと覚悟を決めた。 【現地にて】 サンフランシスコについて早々、リノまでの飛行機が砂嵐のため欠航。。。 サンフランシスコに1泊してバスでの移動を余儀なくされる。 リノで先発隊と合流し、Black Rock City(Burning Man開催期